拝啓 櫻井翔様
櫻井翔様
お誕生日おめでとうございます。
まずは心から、生まれてきてくれてありがとう。
誕生日を心からお祝いできるのは、年を重ねていくごとに、翔くんの魅力が増していくことをよく知っているからです。
40歳という節目を迎えた翔くんは、これからどんな顔を見せてくれるんだろう。
今から楽しみで仕方がありません。
去年は、『「アイドル」ってなんだろう。』
そう考えることが多い一年でした。
「アイドル」
歌って、踊って、キラキラしていて、手の届かない憧れの存在。
日常を忘れさせて、夢を見せてくれる存在。
辛いことも、嫌なことも、全てを忘れさせてくれる存在。
きっと、人の数だけ「アイドル」の定義があると思います。
私にとっての翔くんは、人生の一部です。
振り返ってみると、不思議なくらい、翔くんは私の人生に寄り添ってくれていました。
会ったこともないのに、翔くんはいつだって私の傍にいました。
時にはその姿で、時にはその言葉で、時にはその背中で
私の人生を導いてくれたのは、紛れもなく翔くんです。
大袈裟に聞こえてしまうかもしれませんが、私以外のたくさんの人にとっても、翔くんはきっとそんな存在だと思います。
どんなときにも、笑顔でいてくれてありがとう。
いつも、真っすぐな言葉を届けてくれてありがとう。
「アイドル」として生きる道を選んでくれてありがとう。
私の人生を彩ってくれた翔くん。
私にとっての最高の「アイドル」は、今までもこれから先も翔くんだけです。
好きになれて良かった。
あなたのファンでいることを、誇りに思います。
翔くんがこれからもずっと、幸せでいられますように。
お誕生日おめでとう。
"櫻井翔を応援しているわたし"より
拝啓 櫻井翔様
櫻井翔様
お誕生日おめでとうございます。
38歳。
なんだか信じられない気持ちです。
1月25日。
なんでもないいつもの一日が、気づけば特別な日になっていました。
私が翔くんを好きになって約10年が経ちました。
気付けば、人生の半分を「嵐」そして「櫻井翔」と歩んでいます。
「嵐」に出会わなかった人生は、きっと大きく違ったものになっていたでしょう。
誰かを応援する楽しさや、手が届かないもどかしさ。声を聞くだけで元気が貰えることや、笑顔を見るだけで嬉しくなること。テレビの前でドキドキする気持ち、当落発表で一日中ソワソワしてしまう気持ち、コンサートで感じるこれ以上ないほどの幸せな気持ち。
翔くんからはたくさんのことを教えてもらい、たくさんのものを与えてもらいました。
いつも貰ってばかりいて、翔くんから貰ったたくさんの宝物の、ほんの一ミリだって返せていない気がします。
翔くんは私たちに何かを与えてくれるのと引き換えに、一体どれだけのものを手放したんだろう。
きっと私たちが想像もできないくらいの犠牲があって、今の翔くんがあるのでしょう。
想像すれば簡単なことなのに、私たちは時々そんな大事なことを忘れてしまいます。
優しい翔くんに甘えて、わがままを言って、更に与えられることを望みます。
ごめんね。翔くん。
翔くんは強い人です。
いつも前を向いていて、弱いところは見せない人です。
大切なものを守るために、自分が盾になることを厭わない人です。
真っすぐな言葉を届けようとする翔くんは、矢面に立つことも多い気がします。
見ているだけで気分が悪くなるような言葉を向けられることも少なくないでしょう。
翔くんに汚い言葉は似合わないのに。
優しい言葉だけが届けばいいのに。
けれどきっと、翔くんはそんな言葉すら前に進む原動力にしてしまうのでしょう。
翔くんは強い人だから、正直あまり心配はしていません。
でも、たったひとつだけ、覚えていてほしいことがあります。
翔くんには、翔くんが思っているよりずっと多くの味方がいます。
一部の悪意はとても大きく感じてしまうけれど、そんなものすら簡単に包み込んでしまえるほど、大きくて確かな愛があることを忘れないでください。
私たちだって翔くんを守ってあげたいのに、気づけばいつも守られていて。
私たちだって翔くんの力になりたいのに、気づけばいつも力を貰っていて。
貰ったものが多すぎて、一生かかっても恩返しはできないと思うから。
だからせめて、翔くんの幸せを祈りたいと思います。
それは「仕事」なのかもしれないし、「結婚」なのかもしれない。
翔くんの幸せは、必ずしも私たちにとって幸せと呼べるものではないかもしれません。
それでも、翔くんには幸せになってほしい。
今まで多くのものを犠牲にしてきた分、誰よりも幸せになってほしい。
幸せになるべきだと思う。
私たちはもう十分すぎるくらいの幸せを貰ったから、今度は翔くんが幸せになってください。
翔くんが選んだ道ならば、私たちは全力で応援します。
全力でついていきます。
翔くんについていけば間違いないことを、私たちはよく知っています。
今までたった一度だって、翔くんを好きになったことを後悔したことがないから。
いつか来るその日まで、私は「嵐のファン」そして「櫻井翔のファン」を全うしたいと思います。
翔くんのファンを名乗る一人として、恥ずかしくない人間でいたいと思います。
翔くん。
生まれてきてくれてありがとう。
アイドルとして生きてくれてありがとう。
翔くんは私の青春で、道標で、最高のアイドルです。
好きになれてよかった。
翔くんのこれからが、たくさんの幸せと笑顔で溢れていますように。
お誕生日おめでとう。
“櫻井翔を応援しているわたし”より